実は六会日大前駅から徒歩10分の距離が、ちょうどいい理由
「駅から10分って、ちょっと遠いですよね」
そう言われることがあります
たしかに地図で見ると、六会日大前駅からへっころ谷まで、決して近いとは言えない距離です
でも私はずっと、この距離を「惜しいな」と思ったことが一度もありません
むしろこの10分が、へっころ谷を「へっころ谷たらしめている」ために必要な時間なんじゃないかと、本氣でそう思っています
今日はそんな裏話を、少しだけ聞いてもらえたら嬉しいです
こんな方におすすめ
- ✅ 毎日の仕事や家事の繰り返しから、少しだけ離れたいと感じている方
- ✅ 添加物や農薬が氣になり、子どもと一緒に安心して食べられるお店を探している方
- ✅ 「ただ食事をする」だけじゃない、特別な時間を湘南・藤沢で探している方
- ✅ 初めてへっころ谷に行こうか迷っていて、どんな場所なのか知りたい方
- ✅ 古民家カフェのような雰囲気の中で、ゆっくり体を整えたいと思っている方

10分歩くことで、スイッチが切れる
六会日大前駅を降りると、最初は駅前の商店や住宅街が続きます
それが少しずつ、のどかな景色に変わっていく
この周辺はまだ畑や田んぼが残っていて、藤沢の中でも海沿いとはまったく違う空気が流れています
その空気の中を10分歩く——その時間が、実は「日常のスイッチを切るための助走」になっているんじゃないかと思うんです
車で来て、駐車場からそのまま店に入るのとは、少し違う感覚があります
歩いて来てくださる方の顔は、到着したときにもうすでに少し柔らかくなっているように見えます
身体が動いて、景色が変わって、「あ、今日はちょっと違う時間を過ごすんだな」という氣持ちが自然と立ち上がってくるのかもしれない
日常から離れた非日常の時間を楽しみたいというのは、多くの方が心のどこかで求めていることだと思います
でもその「切り替え」って、扉を開けた瞬間に起こるものじゃなくて、もう少し手前から始まっているんじゃないでしょうか
へっころ谷への10分は、そのための時間です
「どんな雰囲気のお店なのか、自分に合うかどうか行く前に知りたい」——そう感じて、まだ足を踏み出せずにいる方もいると思います。LINE公式では最新イベントや発幸ワークショップの情報をお届けしているので、来店前に雰囲気を知るきっかけにしてもらえます。LINEの友だち追加だけで受け取れます。
国道沿いの古民家が、非日常の入口になる理由
歩いてくると、国道沿いにひときわ目立つ古民家の建物が見えてきます
ここがへっころ谷です
周りがチェーン店やロードサイドの建物ばかりの中に、ぽっと現れる古民家の佇まい
初めていらっしゃる方は「本当にここ?」と少し驚かれることも多いようで、それが逆に「今日は特別な場所に来たな」という感覚を生んでくれているようです
中に入ると、卓上にはメニュー帳のほかに「メニューの生い立ち日記」が置いてあります
料理が生まれた背景や、どんな素材を使っているか、そのメニューにかけた思い——そういうことが書かれています
読みながら待つ時間も、へっころ谷での体験の一部だと思っています
卓上には自家製山椒七味唐辛子、オリジナルの燻製塩、神宝塩アマテラスや神宝塩ブラックも並んでいて、料理が来てからも「味変」を楽しんでいただけます
これらはお土産として購入することもできます
「ただ食事をして帰る」という場所ではなく、来るたびに何かに出会える場所であってほしいというのが、私のずっと変わらない思いです
ライブや満月会、発酵ワークショップ、季節のイベント——藤沢の飲食店がライブイベントを続ける理由にも書きましたが、「今日は何が起こるんだろう」というワクワクが生まれる場所でありたいと思っています
無添加・無農薬へのこだわりが、子連れのお客様に安心を届けている
「無添加・無農薬・自然栽培野菜」「お子様利用に配慮されている」という声をいただくことが増えました
「無添加/無農薬/自然栽培野菜」「お子様利用に配慮されている」
来店されたお客様より
この評価は、私にとって本当に嬉しいものです
なぜかというと、子どもに安心して食べさせられるかどうか——これは、私自身が4人の子どもを育ててきた中でずっと考えてきたことだからです
へっころ谷で使っている野菜は、自家菜園で無農薬・無肥料で育てたものや、藤沢「わいわい市」でも「農薬不使用」の生産者さんのもの、千葉・香取農場、北海道紋別・こだわり農園など、顔の見える農家さんから仕入れています
すべてが無農薬というわけではありませんが、極力そういう素材を選ぶという姿勢は変えていません
出汁は化学調味料を一切使わず、長崎・熊本の煮干し、枕崎産の鰹節、北海道産の昆布、九州産のしいたけから丁寧に引いています
麺は埼玉産の「農林61号」と岩手産の「南部小麦」をブレンドして毎日店内で手打ちしています
その日打った麺を、その日に使う——ただそれだけのことなんですが、これが手打ちほうとうの美味しさの根っこにあると信じています
乳幼児のお子様のお食事の持ち込みも自由にしていただいています
ただ電子レンジは置いていません
電子レンジは使わない主義で、栄養価の消失が大きいと考えているからです
パウチタイプの離乳食の温めはできませんが、それ以外はどうぞご自由に
お座敷には子ども用の椅子・おもちゃ・絵本も用意しています
テラス席ならワンちゃんの同伴も可能です
✓ ここまでのポイント
- 駅から10分歩く時間が「日常のスイッチを切る助走」になっていて、古民家に着いたときには自然と気持ちが切り替わっている
- 卓上の「メニューの生い立ち日記」や自家製調味料など、食事以外の体験が「今日は特別だったな」という感覚をつくり出している
- 無農薬野菜・化学調味料不使用・電子レンジ不使用という徹底したこだわりが、子連れ家族にとっての「安心」を生んでいる
子連れで確実にお座敷席を確保したい、土日の混雑を避けてゆっくり過ごしたい——そう思っているなら、ネット予約が一番確実な方法です。お座敷やテラス席などの希望席を指定して予約できるので、お子様連れでも安心して来店の計画が立てられます。氏名・人数・希望日時の入力だけで完了します。
発幸料理が生まれる場所は、日常の延長上にはない
私が「発酵」を「発幸」と書くのには理由があります
発酵とは微生物が素材を変えていく営みですが、それは単なる保存技術ではなくて、素材の中に眠っていた何かが引き出されるプロセスだと感じているからです
その「何か」が、食べた人の身体と心を喜ばせる——だから「幸」という字を使っています
店内では味噌・納豆・塩麹・醤油麹・甘麹・ひしお・豆乳ヨーグルト・豆乳チーズ・豆乳バターなど、多品目の発酵調味料を自家培養しています
市販の発酵調味料を仕入れて使うのではなく、ここへっころ谷で培養しているもの
この土地の空氣と水に育まれた菌が、へっころ谷の料理の味をつくっています
お水はすべて素粒水を使っています
製麺にも、スープにも、お客様にお出しするお水にも
なめらかでクセのない水は、素材の味をそのまま届けてくれます
こうした発酵の世界をもっと深く知りたいという方には、年間約20回規模で湘南・藤沢で開催している発酵体験ワークショップもあります
初めての方でも楽しめる内容ですし、ワークショップを通じて「食べること」の意味がちょっと変わった、という声もいただいています
毎月第三火曜日には自然農法家の三浦伸章さんを招いたガッテン農法セミナーも開催していて、自然栽培に関心の高い方々が集まってきます
食べることと、育てることが、同じ場所でつながっている——それがへっころ谷という場所の面白さだと思っています
藤沢の発酵コミュニティが移住者にも開かれている理由でも触れていますが、こういう人と人のつながりが生まれるのも、アクセスが便利すぎない場所だからこそかもしれないと感じています
目的を持って来てくださる方が集まるから、自然と会話が生まれる
「ちょうどいい距離」が、特別な時間をつくる
利便性を追えば、駅前や商業施設の中が有利です
でも私たちが目指しているのは、「便利だから来る場所」ではなくて「来る価値があるから来る場所」です
10分歩いて、古民家の扉を開けて、手打ちほうとうの香りが漂う空間に入る
その日の旬の野菜が何が入っているか聞いて、卓上の「メニューの生い立ち日記」を読んで、自家製の発幸調味料で味変を楽しんで——
気がついたら1時間以上、いつもとはまるで違う時間が流れていた
そういう体験をつくりたくて、1978年の創業から今日まで、このへっころ谷は亀井野の地にあり続けています
人氣No.1の豆乳たんたんほうとうをはじめ、季節限定の創作ほうとう、発幸料理の数々——どのメニューにも「今日は特別だったな」と感じてもらうための仕事が詰まっています
土日は予約なしでは入れないほど混雑することがあります
特に子連れのご家族やお子様のお誕生日でいらっしゃる場合は、事前にご予約いただくと確実です
ご予約やイベント情報のご確認は、電話でもお気軽にどうぞ
お電話: 0466-82-1702
(毎週火曜日と毎月第3水曜日は「整え日」でお休みをいただいています)
この記事を読んで「一度行ってみようかな」という氣持ちが少し動いたなら、次の土日は混み合う前にご予約を。ネット予約なら席の種類(お座敷・テラス席など)を指定でき、当日待たずに案内してもらえます。予約は無料で、日時と人数の入力だけです。


