山梨以外で味わうほうとうを、実際に食べ比べてみた

秋が深まってくると、なんとなく「汁ものが食べたい」という氣持ちになりませんか

10月も後半に差しかかると、朝晩の空気がぐっと冷えて、温かい鍋料理やとろっとした汁物が恋しくなる季節です
そんな時期になると毎年思い出すのが、家族みんなで囲んだほうとうの記憶です

数年前、家族を連れて山梨まで食べに行ったほうとうは本当に美味しかった
でも正直、「また山梨まで行こう」となるのはなかなかハードルが高くて
それから「山梨以外でもあの味に出会えるんだろうか」と、近場のほうとうを食べ歩くようになりました

この記事では、その食べ歩きの記録と、最終的に「ここだ」と腑に落ちた場所についてお話しします

こんな方におすすめ

  • ✅ 山梨以外でもほんものに近いほうとうを食べたい方
  • ✅ 子どもや家族と一緒に、素材にこだわったご飯を囲みたい方
  • ✅ 添加物や農薬が氣になる食べ盛りのお子さんがいる方
  • ✅ 藤沢・湘南エリアで「体に優しい和食」を探している方
  • ✅ 「美味しい」だけじゃなく、作り手の顔が見える食事を求めている方
山梨以外で味わうほうとうを、実際に食べ比べてみた | 手打ちほうとうと発幸料理の店 元祖へっころ谷

山梨以外でほうとうを食べ歩いて、気づいたこと

最初に断っておくと、私はほうとうの専門家でも料理研究家でもありません
ただ家族と一緒においしいものを食べることが好きで、子どもたちに「これ美味しいね」って言ってほしくて、いろいろと食べ歩いてきた一人の親です

湘南や藤沢のエリアにも、ほうとうを出すお店はいくつかあります
麺のコシ・汁の深み・具材のボリュームと、店ごとにそれぞれの個性があって、食べ比べること自体はとても楽しかった

ただ正直に言うと、食べ比べを重ねるうちにあることが引っかかってきたんです

「この汁、何が入っているんだろう」

一口飲んだ瞬間にふわっと広がる旨みがあるお店でも、後から妙に喉が渇いたり、子どもが「なんかこれ辛い(刺激が)」と言ったりすることがあって
そのたびに、「美味しい」と「体に入れて安心」はまた別の話なんだなと感じるようになりました

特に子連れで外食するようになってから、この感覚はどんどん強くなっていきました
家族みんなで囲む食卓だからこそ、「美味しい」だけじゃなくて、「誰が・何から・どうやって作ったか」が見えるものを選びたい
そういう当たり前のことを、外食でも諦めたくなかったんです

山梨以外でほうとうを食べ歩いていて、「美味しいけれど何が入っているか分からない」という引っかかりを感じたことはありませんか。LINEでは来店前の素材・アレルギーに関する相談や、最新のメニュー情報も受け取れます。LINEの友だち追加だけで利用できます。

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藤沢のほうとう専門店に初めて足を運んだ日のこと

へっころ谷のことを知ったのは、知人から「藤沢で体に優しいご飯を食べるなら『へっころ谷』」という言葉を聞いたのがきっかけでした

六会日大前駅から徒歩10分
国道沿いに突然現れる古民家風の建物を見たとき、「あ、これはただのほうとう屋じゃないな」と直感しました

店に入ると、まず卓上に並ぶものに驚きます
自家製の山椒七味唐辛子・燻製塩・神宝塩と、味変のための調味料が手の届くところに置いてある
そしてメニュー帳のそばに「メニューの生い立ち日記」なるものがあって、そのメニューが生まれた背景やこだわりが書いてある
食べる前からすでに「伝えたいことがある店だ」という雰囲気が漂っています

注文したのは、人気No.1という豆乳たんたんほうとう
麺は埼玉県産「農林61号」と岩手県産「南部小麦」をブレンドして毎日店内で手打ちされたもの
出汁は長崎・熊本の煮干し、枕崎産の鰹節、北海道産の昆布、九州産のしいたけから
化学調味料は一切使っていないと聞いて、一口飲む前から緊張(?)してしまいました

飲んだ瞬間「あ、これだ」と思いました

派手な旨みではないんです
でも、飲み終わった後もずっと口の中に余韻が残る
喉も渇かないし、子どもが「おかわりしたい」と言うし
テーブルを囲みながら「これ、本当に美味しいね」という言葉が自然に出てきたのを今でも覚えています

ちなみにへっころ谷のほうとうは、山梨の伝統的なスタイルとは少し違う点もあります
山梨のほうとうは無塩が基本ですが、へっころ谷では神宝塩を加えてコシと旨みを引き出しています
またかぼちゃは汁に溶け込まず「ホクホク」の状態で提供されていて、これは地域の方の趣向に合わせてこだわり続けてきた形だそうです
山梨そのものではなく、この土地で48年かけて磨かれた「へっころ谷のほうとう」がそこにありました

ほうとうコースの詳細が氣になる方には、藤沢のほうとうコースを実際に注文して食べ比べた記事もあるので参考にしてみてください

✓ ここまでのポイント

  • 山梨以外でほうとうを食べ歩くと「美味しい」と「体に安心」は別物だと気づきやすい
  • へっころ谷は創業48年・藤沢亀井野にある手打ちほうとうの専門店で、出汁も麺も化学調味料不使用
  • 山梨スタイルをそのまま再現するのではなく、この土地で育てた「へっころ谷ならではのほうとう」として確立されている

「子連れで確実に席を確保したい」「お座敷を希望したい」という気持ちがあるなら、ここで予約を入れておくのが一番スムーズです。氏名・人数・希望日時を入力するだけで、土日の混雑を避けた来店が叶います。数分で完了するネット予約フォームです。

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「誰が・何から・どう作ったか」が見えることの意味

二代目店主の古屋ケンゴさんは、26歳のときに自然農や発酵の世界と出会い、「食べ物は土からつながっている」という感覚を体得してきた方です
修行の一環として山梨中のほうとうを食べ歩き、麺打ちと出汁の研究を積み重ねてきた経験は29年以上
その間に積み重ねてきたものが、今の「発幸料理」というコンセプトになっています

へっころ谷で使う野菜は、自家菜園の無農薬・無肥料栽培のものや、地元藤沢の「わいわい市」に出品する顔の見える農家さんのものが中心
発酵調味料は、味噌・塩麹・醤油麹・甘麹・ひしお・納豆まで、店内で自家培養されています
(ちなみに納豆は、無農薬の国産在来大豆を稲わらで自家発酵させたものだそうで、はじめて聞いたときは正直驚きました)

こうした背景を知ると、一杯のほうとうの汁を飲む感覚が変わってくるんです
「誰かが手をかけて育てた野菜が、出汁に溶けている」という、シンプルだけど豊かな事実に、なんとなく体が喜んでいる感じがする
それが「腑に落ちる美味しさ」というか、後から不安にならない安心感につながっているんだと思います

「藤沢で体に優しいご飯を食べるなら『へっころ谷』」

来店者の声(子育て中の女性)

この言葉に、すべてが詰まっているような氣がします
「美味しい」「体に優しい」「藤沢で」という三つが一致する場所を探している方に、迷わず伝えられる一言です

御膳を食べたときの体感については、ほうとう御膳を実際に注文して食べてみた記事に詳しく書かれているので、気になる方はそちらもどうぞ

子連れで行くとき、実際どうだったか

お座敷には子ども用の椅子・おもちゃ・絵本が用意されています
ベビーカーで入店できて、乳幼児のお食事の持ち込みも「どうぞご自由に」とのこと
(電子レンジはあえて置いていないのでパウチ食品の温めはできませんが、理由を聞いて納得感がありました)

土日は予約なしでは入れないほど混雑することがあるので、子連れで確実に席を確保したいなら事前予約がおすすめです
特にお座敷を希望する場合は予約時に一言添えておくと安心です

駐車場は11台分あって、六会日大前駅から徒歩10分という立地なので、車でのアクセスが現実的です
古民家風の外観は、一見「ちょっとクセがある店かな」と感じる方もいるかもしれませんが
実際に席に着いてみると、木の温もりとゆったりした空間で、子どもも大人もリラックスして過ごせる雰囲気です

まとめ:山梨以外でもほうとうは「本物」に出会える

食べ歩きを重ねてわかったのは、ほうとうは「麺と汁と具材」という形式ではなく、それを作る人の哲学が味に出る料理だということです

山梨の郷土料理が神奈川の藤沢で48年にわたって愛されてきた理由は、単に「本場に近い」からではなく、この土地の気候・農家・食べる人に寄り添いながら進化し続けてきたからだと思います

家族で囲む食卓だからこそ、素材や作り方に納得できるものを選びたい
その思いに応えてくれる場所が、藤沢の亀井野に、ちゃんとありました

来店の際は電話でのご確認もどうぞ
0466-82-1702(火曜定休・毎月第3水曜も休業日です)

「誰が・何から・どう作ったか」が見える食事を家族で囲みたいと思ったなら、まず一度席を確保してみてください。毎日手打ちの麺と、天然出汁と、顔の見える野菜が揃う一杯が、テーブルで待っています。希望の席・時間帯を選んで予約できます。

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