藤沢のほうとうコース、実際に注文して食べ比べてみた

「久しぶりに仲間で集まって、ゆっくり飲みながら食べたいんだよね」

「でも居酒屋みたいな感じじゃなくて、体に優しいものを囲みたい」

「子どもがいる仲間もいるから、みんなが安心して食べられるお店がいい」

こういう希望を持ちながら、なかなか「ここだ」という場所が見つからなかった経験はないでしょうか

藤沢で子連れでも安心して食べられて、しかも仲間でわいわい楽しめるお店を探していた私が、今回密着したのは六会日大前駅から徒歩10分にある「手打ちほうとうと発幸料理の店 元祖へっころ谷」の二代目店主・古屋ケンゴさんの一日です

今回の主役はほうとうコース——特に仲間で囲む「火鍋ほうとうコース」を軸に、古屋さんの仕込みから夜の営業終了まで追いかけました

こんな方におすすめ

  • ✅ 気の置けない仲間や家族と、体に優しいものを囲んでゆっくり飲み食いしたい方
  • ✅ 藤沢でほうとうのコース料理が楽しめるお店を探している方
  • ✅ 化学調味料・添加物不使用で、子連れでも安心して使えるお店を知りたい方
  • ✅ 初めてへっころ谷に行く前に、雰囲気やコースの内容を把握しておきたい方
  • ✅ グループや少人数宴会で、かしこまらずに過ごせる空間を探している方
藤沢のほうとうコース、実際に注文して食べ比べてみた | 手打ちほうとうと発幸料理の店 元祖へっころ谷

朝7時、仕込みはすでに始まっている

取材のために店に着いたのは朝7時すぎでした

古屋さんはすでに厨房にいて、この日の仕込みをひと通り終えたところでした

「麺は毎朝打ちますよ。今日のコースで使う分は量が多いから、少し早めに始めました」

使っているのは埼玉県産の「農林61号」と岩手県産の「南部小麦」のブレンド。このブレンドの配合は、24歳から山梨中のほうとうを食べ歩き、麺打ちを研究し続けた末に古屋さんが辿り着いたものです

「先代の配合とはだいぶ変わりました。何百回と試して、今の粉の比率になっています」

打ち立ての麺を見せてもらうと、断面がしっかりとして弾力があります。山梨の伝統的なほうとうは無塩で打つことが多いですが、へっころ谷の麺には神宝塩を加えています

「塩を入れることでコシが出るし、旨みの層が変わるんです。体感で分かるくらい違う」

麺の仕込みと並行して、出汁の準備も進んでいました。長崎・熊本産の煮干し、枕崎産の鰹節、北海道産の昆布、九州産のしいたけ——化学調味料はもちろん不使用で、天然素材だけで引いた出汁は、厨房に立っているだけで香りが伝わってきます

「仕込みって地味に見えるけど、この時間がいちばん大切なんです。出汁の引き方ひとつでその日の料理の全部が決まるから」

「どんな雰囲気のお店か、行く前に少し確認したい」という氣持ち、よく分かります。LINEでは最新のコース内容やイベント・発幸ワークショップの情報を受け取れるほか、来店前の質問も直接やり取りできます。友だち追加だけで、すぐに使えます。

LINEで来店前の雰囲気を確認する

午前中の準備、「みんなで囲む」ための段取り

へっころ谷のコース料理の中でも特に人氣が高いのが「火鍋ほうとうコース」です

通常、ほうとうは一人一人どんぶりで提供されますが、このコースだけは火鍋とコンロでテーブルに提供されます。みんなで同じ鍋を囲んで、取り分けながら食べる形です

「仲間で集まるときって、やっぱり一つの鍋を囲む時間が特別じゃないですか。料理が会話のきっかけになる感じというか」

古屋さんがそう話しながら準備していたのは、コースの一品料理に使う食材の下ごしらえでした

自家菜園で収穫した野菜、藤沢の「わいわい市」から仕入れた農薬不使用の農産物、千葉・香取農場や北海道紋別のこだわり農園からの食材——それぞれを丁寧に確認しながら、その日の状態を見て使い方を決めていきます

「野菜って毎日顔が違うんですよ。だから前日に全部段取りを決めておいても、朝に実物を見て変えることはよくある」

コースには手打ちほうとうの他に、一品料理や自家製の発幸調味料を使ったおつまみが並びます

この日のラインナップには、無農薬の国産在来大豆を稲わらで自家発酵させた納豆を使った一品や、先代からのメニューを復刻させた高座豚の味噌漬け焼きに旨玉ねぎ麹を添えたものも含まれていました

「麹は仕入れているけど、塩麹・醤油麹・甘麹・ひしお・玉ねぎ麹・とまと麹……仕上げの発酵調味料は全部うちで作っています。それぞれの料理に何を合わせるかが、味の要になる」

発酵を「発幸」と書くのは古屋さんのこだわりです。発酵は腸を整えるだけじゃなく、食べる人の体と心を幸せにするものだという考えが、その字に込められています

✓ ここまでのポイント

  • 麺は毎朝手打ち。神宝塩入りの独自配合で、先代から進化を重ねたコシと旨みが特徴
  • 出汁は天然素材のみ、野菜は自家菜園・顔の見える農家から——化学調味料不使用の仕込みが毎朝積み重なっている
  • 火鍋ほうとうコースは「みんなで囲む・分け合う」ことを前提に設計されたコース

「火鍋ほうとうコースを仲間と囲みたい」と思ったなら、土日は予約なしでは入れないほど混み合います。ネット予約なら希望日時と席の種類(お座敷・テラス等)をまとめて指定でき、当日の待ち時間がなくなります。氏名・人数・日時の入力だけで数分で完了します。

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ランチの風景——古民家の空間で、体が弛んでいく

11時の開店と同時に、数組の家族連れやグループがやってきました

店内は古民家を活かした造りで、カウンター・テーブル・お座敷・テラス席と用途に合わせて使い分けられています。43席という規模感は、グループ利用にちょうど良い広さです

「駐車場も完備していて、古民家カフェのような雰囲気で、とても居心地が良い」

来店されたお客様の声

実際にお座敷に通してもらうと、子ども用の椅子や絵本、おもちゃも置いてあって、小さな子を連れた仲間がいても安心です

テーブルの上には、メニュー帳と並んで「メニューの生い立ち日記」が置いてあります。このメニューがどんな経緯で生まれたか、どんな素材を使っているかが書かれていて、料理が出てくる前から話が盛り上がる仕掛けになっています

「どんな食材で作られているのか気になる」という方には、ほうとう御膳の実食レポートも参考になります

卓上の調味料も充実していて、自家製山椒七味唐辛子・オリジナル燻製塩・神宝塩アマテラス・神宝塩ブラックが並んでいます。途中で味変しながら食べると、一つのほうとうが何通りもの顔を見せてくれます

「かしこまって食べるより、好きな調味料を試しながら楽しんでほしい。そういうゆるさが、うちらしさかなと思っています」

夜の火鍋コース——「飲んで笑う」時間のつくり方

夜の部が始まると、グループ予約の方々が次々に来店しました

火鍋ほうとうコースを囲んでいたのは、4人組の女性グループでした。聞けば10年来の友人同士で、「子どもが少し大きくなったから、久しぶりに夜に集まれた」とのことでした

鍋に火が入ると、出汁の香りがテーブルを包みます。手打ち麺が入り、野菜が煮えていくにつれて、場の空氣がほぐれていくのが傍から見ていても分かりました

コースには日本酒やどぶろくも合わせられます。全国各地の蔵元から取り寄せたものを揃えていて、古屋さんは日本酒ナビゲーターの資格も持っています

「ほうとうと発幸料理に合う一本を選ぶのが好きで。発酵食品と発酵飲料が合わないはずがないんですよね」と古屋さんは笑います

コースの一品料理は取り分けて食べるものが多く、「これ何が入ってるの?」「この麹の味、はじめて食べた」という声があちこちから聞こえてきます

食べることが会話のきっかけになって、気づけばあっという間に時間が過ぎていく——そういう食卓の流れが、自然にできています

「仲間で来たときに、一人ひとりがバラバラのものを黙って食べるより、同じものを囲んで笑っている方が絶対楽しいじゃないですか。コースにしたのはそういう理由もあるんです」

ちなみに、仕切りを外せば15名までの宴会も可能で、20〜50名の貸切にも対応しています。グループの規模に合わせて相談できるので、会社の仲間や地域の集まりでも使いやすい

実際にグループで使ってみた感覚については、藤沢の子連れ個室ありのお店に実際に行ってみた記事も読んでみると、来店前のイメージが具体的になります

営業終了後、古屋さんが一番大切にしていること

夜の営業が終わり、21時を過ぎた頃に後片付けが一段落しました

この日の火鍋コースを振り返りながら、古屋さんが話してくれたことが印象に残っています

「20代の頃はジャンクフードしか食べていなかった人間が、なぜここまで素材にこだわるようになったかというと——自分が体で感じたからなんです。食べるものが変わると、体も気持ちも変わる。その体感が全ての出発点」

29年のキャリアを経た今も、古屋さんは毎朝麺を打ち、毎日出汁を引き、自家菜園を育て、発幸調味料を仕込んでいます

「腑に落ちたことしかやらない。やらされている仕込みじゃなくて、自分が正しいと思えることをやり続けていると、料理に嘘がなくなる氣がするんですよね」

仲間で囲む火鍋ほうとうコースに、その積み重ねが全部入っています

発幸食の体感についてもっと知りたい方には、藤沢の美容食事を1ヶ月食べ続けてみたリアルな記録も参考になります

まとめ——気の置けない仲間と、ここで過ごしてみてほしい

火鍋ほうとうコースを中心に、古屋さんの一日を追いかけてみて感じたのは「食べる時間を設計している」という言葉がぴったりくる丁寧さでした

毎朝の麺打ちから出汁の仕込み、自家製の発幸調味料、顔の見える農家からの野菜——これだけの手間をかけているのに、店の雰囲気はどこまでも気取らない

だから大好きな仲間と来ると、いつもの自分たちのままで過ごせます

土曜・日曜はとくに混み合うため、グループでの来店は予約が安心です

来店前に聞きたいことがあれば、お電話でも気軽に相談できます

📞 0466-82-1702

(火曜・毎月第3水曜定休。営業時間:11:00〜14:30/17:00〜21:00)

今回の記事で紹介した火鍋ほうとうコースは、グループ予約が入っている日は席の確保が早い時間に埋まります。「次の集まりはへっころ谷にしよう」と決めたなら、希望の日時と人数をネット予約フォームから押さえてしまうのが確実です。

火鍋ほうとうコースをネット予約で席を確保する

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