藤沢で味噌を手作りしているお店はありますか?
味噌を手作りしているお店は、藤沢市内でも実はほとんど存在しません。一般的に「手作り味噌」といえば自宅で仕込むイメージが強く、飲食店が日常的に店内で自家培養し続けているケースは全国的に見ても稀です。六会日大前駅から徒歩10分の「手打ちほうとうと発発幸料理の店 元祖へっころ谷」は、その稀なひとつです。味噌だけでなく納豆・塩麹・醤油麹・甘麹・ひしお・玉ねぎ麹・とまと麹・豆乳ヨーグルト・豆乳チーズ・豆乳バターまで、年間を通じて店内で発酵させ続けています。
こんな方におすすめ
- ✅ 藤沢市内で本物の手作り味噌を使った料理を食べたい方
- ✅ 家族や大切な人と「ここにしかない食体験」を一緒に楽しみたい方
- ✅ 子どもに無添加・発酵食を体感させてあげたいと思っている方
- ✅ 発酵食やオーガニックへの関心はあるけれど、どこから始めればいいか迷っている方
- ✅ 何年後にも「あの日のこと、覚えてる?」と話せるような外食の思い出を作りたい方

へっころ谷では味噌をどのように手作りしているのですか?
二代目店主の古屋ケンゴが36歳で店を継承して以来、ずっと変わらずやってきたことがあります。それは「使う発酵調味料は極力自分でつくる」という姿勢です。26歳のとき土着微生物を活かした自然農に出会い、発酵の世界に引き込まれたという古屋店主にとって、味噌を仕込むことは料理の準備ではなくひとつの生き方の表れでもあります。
基本のほうとう出汁に合わせる味噌は、山梨から取り寄せる天然醸造味噌を軸にしながら、黒千石味噌や白味噌は店内で自家培養しています。黒千石味噌に使う大豆は無農薬の国産在来種で、麹も同様に化学的な添加物は一切使用していません。市販の味噌との一番の違いを古屋店主に尋ねると「腑に落ちる甘みと香りが全然違う」とひと言だけ返ってきます。言葉で説明するより先に体感で分かるというのが、発酵食の面白いところだと思っています。
また塩麹・醤油麹・甘麹・ひしおなど多品目を同時進行で仕込んでいるのも、へっころ谷の台所の特徴のひとつです。料理ごとに合う発酵調味料の種類や熟成具合を使い分けているため、メニューに登場する「旨み」の層の厚さはこうした地道な積み重ねから来ています。藤沢の発酵食品を実際に食べ比べてみた記事でも触れていますが、発幸料理の奥行きは一度口にしてみないと言葉では伝わりにくい部分があります。
発酵ワークショップの日程や最新メニューが氣になっているけれど、どこを見れば分かるか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。LINE公式では発幸ワークショップの開催情報や新メニューのお知らせをいち早くお届けしています。友だち追加は無料で、追加後すぐに情報を受け取ることができます。
手作り味噌は料理の味にどんな違いをもたらすのですか?
自家培養の味噌がもたらす最大の違いは「素材に干渉しすぎない旨み」です。化学調味料や大量生産の工場味噌は均一な強さで前に出てくる味がありますが、自家培養の天然醸造味噌はどちらかといえば素材の後ろで支えるような存在感があります。だからこそ、自家菜園や地元「わいわい市」の農家から届いた旬の野菜の風味がきちんと主役になるのだと氣がします。
ほうとうの汁のベースには長崎・熊本の煮干し、枕崎産鰹節、北海道産昆布、九州産しいたけから丁寧に引いた天然出汁が使われています。この出汁と自家培養の味噌が合わさったとき、商業的な配合では出しにくいやわらかな甘みと複雑な香りが生まれます。10月に入り空氣が少しひんやりしてくる今の季節は、体の芯から温まるほうとうの汁の旨みが特に腑に落ちる時期でもあります。
卓上には自家製山椒七味唐辛子・オリジナル燻製塩・神宝塩アマテラス・神宝塩ブラックが並んでいて、食べ進めながら味変を楽しめます。これらの調味料も「手作り・無添加」という姿勢の延長線上にあり、お土産として購入することも可能です。発酵と塩の知識を深めたい方にとっては、食べながら学べるという意味でここでの食事そのものがひとつの体験になります。
✓ ここまでのポイント
- へっころ谷では味噌・塩麹・醤油麹・甘麹・ひしおなど多品目の発酵調味料を店内で自家培養している
- 自家培養の味噌は素材の旨みを引き立てる「支える旨み」があり、天然出汁との組み合わせで他では出しにくい味わいが生まれる
- 卓上調味料も自家製・無添加で、食べながら味変と発酵文化の体感ができる
子連れで確実にお座敷席を確保したい、記念日に合わせて来店したいというご要望を、当日の混雑でかなえられなかった——そんな声が届くことがあります。ネット予約では希望日時・席の種類を指定して座席を押さえることができます。入力は氏名・人数・希望日時のみで、数分で完了します。
味噌の手作りを体験できるワークショップはありますか?
へっころ谷では年間約20回規模で発酵ワークショップを開催しています。味噌・納豆・麹などのつくり方を実際に手を動かして学べる場として、健康志向の方や子育て中のお母さん・お父さんに好評です。毎月第三水曜日の午前中には自然農法家の三浦伸章さんを招いたガッテン農法セミナーも開かれていて、「食べること」と「育てること」をつなぐ体験ができます。
「大切な節目に特別なことをしたい」と思ったとき、ワークショップへの参加はそのひとつの答えになると思っています。料理を食べるだけでは終わらない。自分の手で仕込んだ味噌の風味を数ヶ月後に体感したとき「あの日へっころ谷で作ったんだよね」という会話が自然と生まれる——そういう記憶の形があります。単身の方からファミリーまで、年齢を問わず参加できる雰囲気ですので、ご家族の記念に合わせたご利用もぜひご検討ください。手間を惜しまない手作りへのこだわりについても以前まとめましたので、気になる方はあわせて読んでみてください。
子連れでも発酵食の雰囲気を楽しめますか?
結論から言うと、むしろ子連れの方こそ来てほしいというのが店主の本音です。古屋店主自身も4人の子どもを育てながら店を続けてきた経験があり「離乳食を作った記憶がほとんどない。ほうとうの具材を潰して食べさせていた」と笑いながら話してくれます。添加物を使わない・化学調味料を使わないという姿勢は、大人だけでなく小さな子どもにとってもそのまま「体に優しい食事」になっています。
お座敷席には子ども用椅子・おもちゃ・絵本が用意されていて、ベビーカーでの入店も可能です。乳幼児の離乳食の持ち込みも「どうぞご自由に」というスタンスで受け入れています(電子レンジは栄養価の消失を避けるため置いていないため、電子レンジで温めるパウチ食品の加熱には対応できませんのでご注意ください)。
古民家を生かした落ち着いた空間の中で、卓上には「メニューの生い立ち日記」と名付けられたメニューが誕生した背景やレシピが書かれた冊子が置かれています。子どもが「これ何?」と興味を持ったとき、そこから発酵の話が始まることがあります。外食でありながら食育の入口にもなれる場所として、多くのファミリーに選ばれています。
「駐車場も完備していて、古民家カフェのような雰囲気で、とても居心地が良い」
来店されたお客様の声
古民家の佇まいと、温かな手仕事の気配が漂うこの空間は、お子さん連れで訪れた方からも「落ち着ける」「また来たい」という声を多くいただいています。藤沢の子連れ個室ありのお店を実際に訪れた記録でも雰囲気の詳細を紹介していますので、来店前のイメージ作りにお役立てください。
まとめ:発酵の「体感」が、何年後にも語れる思い出になる理由
藤沢市内で味噌を手作りし続けているお店を探すと、へっころ谷にたどり着きます。しかしここが単なる「無添加の飲食店」ではなく「発幸料理の場所」だと感じてもらえるとすれば、それは食べた後も長く残るものが味だけではないからだと思っています。
自家培養の味噌が溶け込んだ出汁の香り、卓上に並ぶ手作り調味料の色と香りの違い、子どもが「これ何で甘いの?」と尋ねてくる瞬間——そういう小さな驚きの積み重ねが、何年後にも「あの時へっころ谷でさ」と自然に話したくなる記憶になっていくのだと氣がします。料理の味だけを届けようとするなら、もっと効率的な方法はいくらでもあります。手間をかけて発酵させ続けているのは、その手間ごと食べてもらいたいからです。
10月の週末は混雑が予想されます。特にお座敷席はお子様連れのご家族に人気のため、土日・祝日は予約をされてからのご来店をおすすめします。ご来店前のご質問やご相談はお気軽にお電話でどうぞ。
【営業時間】月・水〜日・祝 11:00〜14:30 / 17:00〜21:00(火曜・毎月第3水曜休業)
バースデイ発幸パフェのご予約や来店前の細かな確認事項(アレルギー・お持ち込み・テラス席のワンちゃん同伴など)は、LINEからご連絡いただくのがもっともスムーズです。お名前・人数・ご希望日時をお知らせいただければ、こちらから返信でパフェクーポンをお送りします。友だち追加は無料です。


