実は藤沢の濃厚豆乳鍋が、乳製品を使わずに完成した理由
「外食したいけど、子どもに何を食べさせていいか分からない」
「メニューを見ても、どんな調味料を使っているかまで書いていない」
「豆乳鍋ってヘルシーそうだけど、結局スープの素に添加物が入っているんじゃないか」
藤沢で子育てをしていると、こういう悩みが頭をよぎる瞬間があると思います
外食の選択肢は増えているのに、安心して頼める一杯を探すのは意外と難しい
今日はうちの厨房の話をさせてください
豆乳たんたんほうとうがどのようにして生まれ、なぜ乳製品をいっさい使わずにあの濃厚なコクが出るのか——普段お客様には細かく説明しない、仕事の裏側です
こんな方におすすめ
- ✅ 子どもに添加物を摂らせたくて、外食先に悩んでいる方
- ✅ 豆乳鍋が好きだけど、スープの素や化学調味料が氣になる方
- ✅ 藤沢・湘南エリアで無添加・無農薬にこだわった飲食店を探している方
- ✅ 乳製品アレルギーや乳製品を控えている家族がいる方
- ✅ 「体に優しいご飯」の具体的な中身を知りたい方

「濃厚な豆乳スープ」をつくるのに、乳製品は必要ない
豆乳鍋というと、バターや生クリームでコクを足しているお店も少なくありません
でも私はそこに疑問を感じていました
豆乳そのものに、本来それだけの旨みと甘みがある
それを引き出せていないだけじゃないか、と
うちの豆乳たんたんほうとうのスープは、化学調味料をいっさい使わない天然素材の出汁が土台になっています
長崎・熊本の煮干し、枕崎産の鰹節、北海道産の昆布、九州産のしいたけ——それぞれに役割があって、掛け合わさることで豆乳と合ったときに一段深いコクが生まれます
ここに高座豚の脂と旨みが溶け出して、さらに自家製の発酵調味料が重なる
乳製品がなくても「濃厚」と感じていただけるのは、素材同士が本来持っている力をきちんと引き出せているからだと思っています
スープの素を使えばもっと早く、安定した味が出せます
でも「なぜこの味が出るのか」が自分の手の届く範囲に収まっていないと、子どもたちに「これは安心だよ」と言えない
それが、手間をかけ続けている一番の理由です
「添加物が入っていないか」を確かめる手段が外食では限られていて、結局また同じ店に戻ってしまう——そういう循環から出られずにいる方もいると思います。LINEでは来店前の素材や対応アレルゲンについての相談を受け付けていて、最新の発幸ワークショップ情報もここから届きます。友だち追加だけで使えるので、予約前に一度聞いてみることができます。
発幸調味料が、豆乳スープの隠れた主役だった
実はあのスープの奥行きを作っているのは、出汁だけではありません
店内で自家培養している発酵調味料——なかでも玉ねぎ麹とひしおが、豆乳スープとものすごく相性がいいんです
玉ねぎ麹は、麹菌が玉ねぎのアミノ酸をゆっくり分解することで生まれる自然な甘みと旨みのかたまりです
これをスープに加えると、味の輪郭がはっきりするのに柔らかさが増す、という不思議な体感があります
「コクはあるのに後味がすっきりしている」とよく言っていただくのは、この発幸調味料が働いているからだと思っています
化学調味料でコクを出すと、どうしても後味に人工的な重さが残ります
発酵の旨みは、飲み込んだあとに体に馴染んでいく感じがあって、子どもたちがスープまで飲み干してくれる理由も、そこにあるんじゃないかと腑に落ちています
乳製品アレルギーのお子様を連れたご家族が来てくださることもあって、そういうときにきちんと「乳製品ゼロです」とお答えできる、これも自分の手で作っているからこそのことです
また、子連れで安心して外食できる場所というテーマでいうと、藤沢の居酒屋が「子連れOK」を明言する、本当の理由にも通じる話を書いています。よければ合わせて読んでみてください
✓ ここまでのポイント
- 天然素材の出汁(煮干し・鰹節・昆布・しいたけ)を組み合わせることで、乳製品なしでも豆乳スープに十分な濃度とコクが生まれる
- 自家培養の玉ねぎ麹・ひしおなどの発幸調味料が、後味の軽さと旨みの奥行きを同時に作り出している
- 使っている素材をすべて自分の手の届く範囲に置くことが、子連れ家族に「安心」を伝える唯一の根拠になっている
玉ねぎ麹や発幸調味料の話を読んで「実際にどんな味なのか体感したい」という氣持ちになっていたら、LINEからバースデイ発幸パフェの予約や、発幸ワークショップの最新情報も受け取ることができます。無料で友だち追加するだけなので、気軽に繋がっておいてください。
「安全です」ではなく「これで作っています」と言いたい
親御さんから「添加物は入っていますか?」と聞かれることがあります
そのとき私は「入っていません」と答えるより前に、「これを使っています」と伝えるようにしています
出汁はこれ、調味料はこれ、野菜は自家菜園と顔の見える農家さんのもの——と一つひとつ話すと、だいたいお客様の表情が変わります
「安全かどうか」の判断は、最終的には食べる方がするものだと思っているから
私はその材料をできるだけ開示したい
野菜は自家菜園で無農薬・無肥料で育てたもの、または藤沢の「わいわい市」で農薬不使用を選んでいる生産者さんのものを中心に使っています
すべての野菜が完全無農薬というわけではありませんが、極力そこに近づけたいという姿勢は、創業1978年からずっと変わっていません
二代目として店を継いでから、小麦の配合や出汁の組み合わせはだいぶ変えてきました
でも「何を使っているかをごまかさない」というところだけは、先代から受け取ったものをそのまま引き継いでいます
「藤沢で体に優しいご飯を食べるなら『へっころ谷』」
お客様の声(食べログ)
こういう言葉をいただくたびに、やることは変えなくていいんだと確かめるような氣持ちになります
乳製品を使わずに濃厚な豆乳鍋をつくる理由も、化学調味料を使わずに出汁をひく理由も、根っこは同じところにあります
「子どもに渡せるかどうか」——これが、へっころ谷の厨房で何かを決めるときの基準です
乳製品不使用という視点でいうと、豆乳チーズの料理店が乳製品を使わない理由についても触れています。今回の記事とは違う切り口で書いているので、こちらも参考にしてみてください
秋冬の体に、この一杯が腑に落ちる理由
10月も後半になると、藤沢でも日暮れとともに空気が変わってきます
体を芯から温めたいとき、豆乳スープのほうとうはよく合います
麺は埼玉県産「農林61号」と岩手県産「南部小麦」をブレンドして毎日店内で手打ちしています
このもちもちとした食感は、乾麺や既製品ではどうしても出ない
毎朝、その日使う分だけ打つので、時間帯によっては提供までに少し待っていただくことがあります
でもそれは、できあいのものをお出ししていないということでもあります
お子様連れでお見えになる方には、お座敷のお席をご用意しています
子ども用の椅子や絵本もありますし、乳幼児のお食事の持ち込みも自由にしていただいて構いません(電子レンジは置いていないので、温め不要のものをお持ちください)
秋の旬野菜がほうとうの具にたっぷり入って、かぼちゃが崩れる手前のほくほくした状態でお出しします
自然な甘みとコク、旨辛ラー油のアクセント——体が温まりながら、なんだか満たされる感じがするのは、素材がちゃんと素材の仕事をしているからだと思っています
ファミリーで来てくださった方の食卓について書いた記事もあります。藤沢のファミリーディナーが大人にも本気で作られている理由、よければそちらも読んでみてください
まとめ:「体に優しい」は、材料が見えるところからはじまる
濃厚な豆乳スープに乳製品がいらない理由は、天然出汁と発幸調味料のかけ合わせで素材本来の力を引き出しているからです
化学調味料や市販のスープの素を使わないのは、子どもたちに「これで作っています」と言い切れるものだけを使いたいから
それは、外食先を探している親御さんが本当に知りたいことと、たぶん同じだと思っています
「なんとなく体に優しそう」ではなく、素材が見えている安心感を体感しにきてください
土日は混み合いますので、お越しの前にご予約をおすすめします
お電話でのご予約・お問い合わせは 0466-82-1702 まで
(火曜・毎月第3水曜は定休日です)
乳製品なし・化学調味料なし・天然出汁と発幸調味料だけで完成した豆乳ほうとうを、実際に子どもと一緒に食べに来てほしいと思っています。土日は予約なしでは入れないことも多いので、先に席を確保しておくと安心です。希望のお席(お座敷・テラス等)も指定できます。


