実は藤沢の居酒屋が、クラフトビールにこだわる理由
結論から言うと——へっころ谷がクラフトビールや全国の蔵元から取り寄せたどぶろくにこだわるのは、「飲み物だけで完結しない」という信念があるからです
ドリンクは料理を引き立てる脇役ではなく、食卓そのものの「質」を決める存在だと思っています
そしてそれは、家族みんなで囲む食事の時間の豊かさにも直結する話です
少し長くなりますが、普段はあまり表に出さないこだわりの裏側を、今日はじっくりお伝えしてみようと思います
こんな方におすすめ
- ✅ 家族で食事に来て「飲み物も含めて安心なお店」を選びたい方
- ✅ クラフトビールやどぶろくが好きで、料理との組み合わせを楽しみたい方
- ✅ 「美味しい」だけでなく、素材や作り手が見える食事を大切にしたい方
- ✅ 藤沢・湘南エリアで子連れでも使えるディナーのお店を探している方
- ✅ 添加物や農薬が氣になり、ドリンク選びにもこだわりを持ち始めた方

「何を飲むか」ではなく「何と一緒に飲むか」が本質
へっころ谷のドリンクメニューを初めて見たお客様から、「思ったより本格的なお酒が揃っているんですね」と言われることがよくあります
全国各地の蔵元から取り寄せたどぶろく、クラフトビール、日本酒——
ほうとうの店でここまで?と思われるかもしれません
でも私(店主・古屋ケンゴ)の考えはシンプルで、「料理と同じ哲学で選ばれたドリンクでないと、食卓全体の調和が崩れる」というものです
たとえば、素材の味を丁寧に引き出した手打ちほうとうの隣に、人工甘味料や安定剤入りのドリンクが置かれていたとしたら——
味覚の話だけではなく、「何を大切にしているか」という一貫性の問題になります
クラフトビールを選ぶときにも、私が見るのはまず原材料です
麦芽・ホップ・水というシンプルな構成で作られているか
添加物で味や泡立ちを補っていないか
そういう視点で見ていくと、「クラフトビール」と名乗っていても中身はかなり差があることに氣づきます
素材が見えるものを選ぶ——それは料理も、ドリンクも、同じ判断軸です
ドリンクの選び方にまでこだわりが貫かれていると知ると、「実際にどんな組み合わせが楽しめるのか」「子連れで夜も使えるのか」と氣になってきた方もいるかもしれません。LINEでは最新のドリンクラインナップや発幸ワークショップの情報、来店前の質問も受け付けています。友だち追加だけで受け取れるので、気軽に覗いてみてください。
子ども連れの家族が安心して使える居酒屋を、どうつくるか
へっころ谷は子連れでも安心して使える居酒屋として、長年藤沢の子育てファミリーに利用していただいてきました
ただ「子どもが来てもいい」というだけの話ではなく、「大人が本氣で楽しめる食と飲みの場に、子どもも一緒にいられる」という設計を大切にしています
子どもたちには、無添加・無農薬にこだわった料理を
大人には、そこに合う本物のお酒を
おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に来られるような席の設え(お座敷・テラス・半個室)も、そのためにあります
家族全員が同じ食卓で「これ、本当に美味しいね」と言い合える瞬間を作ることが、私にとってのへっころ谷の役割です
子どもが口にするものには特に神経を使っています
ほうとうの出汁は長崎・熊本の煮干し、枕崎産鰹節、北海道産昆布、九州産しいたけから引く天然出汁で、化学調味料は一切使いません
野菜は自家菜園の無農薬・無肥料栽培、または地元「わいわい市」の顔の見える農家さんから
そこまでやったうえで、大人のグラスに注ぐお酒も「同じ基準で選ばれたもの」でなければ、食卓の物語に筋が通らないと感じるのです
✓ ここまでのポイント
- ドリンク選びも「原材料が見えるか」という料理と同じ軸で行っている
- 子連れファミリーが使える居酒屋として、大人の楽しみと子どもの安心を両立する設計にこだわっている
- 食卓全体の「一貫性」が、へっころ谷のドリンクこだわりの根っこにある
「家族全員が安心して囲める食卓」を実際に体感しに来たいと思ったとき、土日は予約なしでは入れないほど混み合うことがあります。お座敷やテラス席など希望の席を確保したい場合は、ネット予約が確実です。氏名・人数・希望日時の入力だけで数分で完了します。
実は、どぶろくにはもうひとつの理由がある
どぶろくを全国の蔵元から取り寄せているのには、もうひとつ腑に落ちた理由があります
私は日本酒ナビゲーターの資格を持ち、発酵という世界に20年以上向き合ってきました
店内では味噌・納豆・塩麹・醤油麹・ひしお・甘麹など、多品目の発酵調味料を自家培養しています
どぶろくは、米と麹と水だけで作られる「発幸の飲み物」です
醸造アルコールを加えない、添加物を使わない、生きた酵母ごと飲む——そういうどぶろくは、料理の発幸調味料と同じ哲学の上に立っています
「発酵食の店が、発幸の飲み物を出す」
それが自然な流れだと思っています
ちなみに卓上には自家製山椒七味唐辛子・オリジナル燻製塩・神宝塩アマテラス・神宝塩ブラックが置いてあって、飲み物と料理の「味変」を楽しんでいただけます
ドリンクと料理の組み合わせを探しながら食事するのも、へっころ谷ならではの楽しみ方です
「藤沢で体に優しいご飯を食べるなら『へっころ谷』」
来店されたお客様より
この言葉をいただくたびに、料理だけでなくドリンクも含めた食卓全体への信頼をいただいているのだなと感じます
「体に優しい」という評価は、一皿の料理だけで生まれるものではなく、食事の時間をつくるすべての選択の積み重ねだと思っています
「美味しさの一貫性」が、家族の食卓を本物にする
毎日店内で手打ちするほうとうの麺
伝統在来小麦のブレンド、素粒水を使った製麺
煮込んでいくうちにかぼちゃが崩れ、汁に旨みが溶け込んでいく時間
この料理の作り手としての誠実さと同じ目線で、ドリンクを選ぶ——
それが「クラフトビールにこだわる理由」の、一番シンプルな答えです
藤沢北部の、畑や田んぼが残る六会という場所で、1978年から続くへっころ谷が48年間変えなかったものがあるとすれば、それは「食べに来てくれる家族への誠実さ」だと思っています
二代目として店を継いでから、小麦の配合も出汁の引き方も先代からずいぶん変えてきましたが、その誠実さだけは変えていません
ドリンクの選び方も、その延長線上にあります
子どもたちが大人になったとき「あの店の料理、本当に美味しかったよね」と家族で思い出せる食事を——
それが、私が食卓を作るうえで一番大切にしている氣持ちです
自然栽培の野菜へのこだわりと同じように、ドリンクにも「誰が、何から、どう作ったのか」が見えるものを選ぶ
その積み重ねが、へっころ谷の食卓を作っています
まとめ——「飲み物まで選ばれている」と感じる食事の時間へ
クラフトビールやどぶろくへのこだわりは、「おしゃれに見せたい」からでも「品揃えを増やしたい」からでもありません
料理と同じ目線で原材料を見て、発幸という哲学と重なるものを選んで、家族全員が安心して囲める食卓をつくるための、静かな仕事のひとつです
藤沢・六会でそういう食事の時間を探しているなら、ぜひへっころ谷に一度来てみてください
土日は特に混み合いますので、郊外の立地と駐車場の話も参考にしながら、余裕を持って計画していただけると嬉しいです
ご予約・ご質問はお電話でも承っています
0466-82-1702(火曜定休・毎月第3水曜日も整え日でお休みです)
料理もドリンクも、「誰が何から作ったか」が見える食事を家族で味わいに来てください。秋の週末は特に席が埋まりやすいので、日程が決まったタイミングで早めに押さえておくのがおすすめです。予約は無料・数分で完了します。


