亀井野でランチを探している方に知ってほしい、地元に根付いた健康和食の話
先日、20年ぶりにご来店くださったお客様から、こんなことを言っていただきました。「ケンゴさん、なんかメニューが変わってませんか?以前食べたのと、ちょっと違う氣がして……」。
嬉しい再来店ではありましたが、その方の表情に少し戸惑いが見えて、わたしはすぐに席に腰を下ろして話を伺いました。昔よく食べたほうとうの記憶を胸に、久しぶりに電車と徒歩で来てくださった。それなのに「知らない料理が並んでいる」と感じたなら、それは純粋に申し訳なかった、という氣持ちになりました。
亀井野でランチを探している方、とくに「以前へっころ谷に来たことがある」という方に、今日はこの問いに正面から答えたいと思います。変わったこと、変わっていないこと——両方をきちんとお伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ 亀井野・六会エリアで添加物を使わない健康的なランチを探している方
- ✅ 久しぶりに「へっころ谷」を再訪しようか迷っている方
- ✅ 二代目になってから何が変わったのか知りたい方
- ✅ 子連れで安心して食べられる和食の店を探している方
- ✅ 発酵食や無農薬野菜に興味があり、それを食事として体感したい方

亀井野という場所と、へっころ谷の歩み
六会日大前駅から徒歩10分ほど歩くと、藤沢市内とは思えないような静けさが広がるエリアに出ます。畑や田んぼの名残が感じられる亀井野は、海沿いの湘南とはひと味違う、落ち着いた土地の空氣を持っています。
「へっころ谷」は、1978年にこの地で産声をあげました。山梨の郷土料理・ほうとうを神奈川の地でつくり続けて、今年で48年。わたし・古屋ケンゴは二代目として36歳のときに店を継承しました。
正直に言うと、代替わりの際に「何も変えずにそのまま続ける」という選択肢もあったと思います。でもわたしには、26歳のときに土着微生物を使った自然農と発酵に出会い、それまでのジャンクフード中心の生活が大きく変わったという体験がある。腑に落ちる食事って何だろう、と問い続けてきた時間が、結果的にこの店に流れ込んできました。
だから変化は、突然の方針転換ではなく、わたし自身が生きてきた軌跡の自然な延長線上にあります。六会日大前エリアで和食ランチを探している方向けの地元情報でも少し触れていますが、この土地で長く愛されてきた店が「なぜ発酵料理の店になったのか」には、こういう背景があります。
「メニューが変わっていた」という戸惑い、来てみてはじめて氣づくことが多いですよね。来店前にワークショップの雰囲気や最新のメニュー情報を確認しておけば、その不安がかなり解消されます。LINE公式では来店前の質問・相談や最新イベント情報の受け取りができます。友だち追加だけ、無料でできます。
変わっていないもの——手打ち麺と、天然素材の出汁
久しぶりに来てくださった方が「あれ?」と感じる前に、まず「これは絶対に変わっていません」とお伝えしたいことがあります。
ひとつは、麺です。埼玉県産「農林61号」と岩手県産「南部小麦」——この伝統在来小麦のブレンドを毎日店内で手打ちするスタイルは、創業から一切変えていません。もちもちとした食感は、機械では出せないものです。わたし自身、24歳から山梨中のほうとうを食べ歩きながら研究を重ねた、思い入れのある部分です。
もうひとつは、出汁です。長崎・熊本の煮干し、枕崎産の鰹節、北海道産昆布、九州産しいたけ。化学調味料は一切使いません。この天然素材の出汁が土台にある限り、料理の軸はブレません。電子レンジも使いません。手間がかかるのは当然ですが、それが「体感として違う」につながると信じています。
「もちもちの手打ち麺と、たっぷりの野菜の旨み」を評価してくださる声を長年いただいてきましたが、ここだけは守り続けています。
✓ ここまでのポイント
- 亀井野・六会エリアに創業48年の手打ちほうとう専門店として根付いてきた背景がある
- 二代目就任による変化は突然の方針転換ではなく、店主自身の発酵・自然農との出会いから生まれた必然の流れ
- 手打ち麺・天然素材の出汁・化学調味料不使用という根幹は、代替わり後も一切変わっていない
発酵調味料が充実した新しいメニューも、変わらない手打ち麺の食感も、実際に食べてみなければ体感できません。土日は予約なしでは入りにくい混雑が続いているので、席の確保は早めがおすすめです。ネット予約なら氏名・人数・希望日時の入力だけで、数分で座席を押さえられます。
変わったもの——「発酵」から「発幸」へ
では何が変わったか。一言で言えば、発酵調味料の世界が大きく広がりました。
味噌、納豆、塩麹、醤油麹、ひしお、玉ねぎ麹、とまと麹、豆乳ヨーグルト、豆乳チーズ、豆乳バター——これらをすべて店内で自家培養しています。市販の発酵調味料を仕入れて使うのではなく、微生物を育て、時間をかけてつくる。この一手間が、料理の奥行きに直結します。
また、食材の仕入れ先も明確になりました。自家菜園の無農薬・無肥料栽培野菜をはじめ、地元藤沢の「わいわい市」、千葉・香取農場、北海道紋別のこだわり農園、青森・木村農園の玄米と、顔の見える生産者とのつながりで成り立っています。添加物や農薬への不安から、子どもに安心して食べさせられる店を探している方に、この点は特に知っておいてほしいことです。
人気No.1の豆乳たんたんほうとう(1,540縁)は、変化の象徴のような一皿です。高座豚の旨みが溶け出した豆乳スープに旨辛ラー油を合わせたこの一杯、以前来てくださったお客様には「こんなのあったっけ?」と驚かれます。でも麺を一口すすれば「あ、へっころ谷だ」と分かっていただける。変わったものと変わらないものが、一杯の中に共存しています。
藤沢で無添加ランチを選ぶときのお店選びのポイントでも整理していますが、添加物・農薬不使用をうたう店を選ぶ際は「どこから仕入れているか」「自家製かどうか」を確認するのが一つの基準になります。へっころ谷は、この両方を公開できる状態で続けています。
「駐車場も完備していて、古民家カフェのような雰囲気で、とても居心地が良い」
ご来店いただいたお客様より
この声、すごく嬉しかったです。古い建物の空氣感はそのままに、中に入ると発酵の香りと手打ち麺の湯氣があって、子どもが絵本を手にしているお座敷がある。「居心地が良い」という言葉が、この店の現在地を一番よく表している氣がします。
子連れで来られる方へ、知っておくと安心な話
お子様連れのご家族には、特にお伝えしたいことがいくつかあります。
お座敷席には子ども用の椅子・おもちゃ・絵本を置いています。ベビーカーでの入店も可能で、離乳食の持ち込みも受け付けています。乳児から小学生まで、安心してお越しいただける環境を整えています。
食材に関しては、自家菜園と提携農家の無農薬・無肥料野菜を使い、化学調味料・電子レンジは使いません。お子様メニューもありますし、ベジタリアンの方へのメニュー対応も行っています(アレルギー等の詳細は個別にご相談ください)。
土日はご予約なしでは入りにくい混雑が続いています。お座敷やテラス席など席のご希望がある場合も、事前のご予約をおすすめします。藤沢市で子連れ和食ランチの口コミから見えた、本当に使えるお店の条件でも触れていますが、子連れ利用で快適に過ごすための一番の準備は「事前予約と情報収集」です。
まとめ——久しぶりに来てくれる方へ、正直に言います
へっころ谷は変わりました。でも、変わっていないものがあります。
変わったのは、発酵調味料の多様さと食材の調達方法、そしてメニューの幅です。昔なかったような料理が並んでいることは事実です。変わっていないのは、毎日手打ちする麺と、天然素材だけの出汁と、化学調味料を使わないという一点です。
その両方を知った上で来てもらえると、戸惑いが期待に変わる氣がします。「なんか違う」ではなく「こういうことだったのか」と腑に落ちた状態で来てほしい——それが今日この文章を書いた理由です。
亀井野という、藤沢のなかでも静かで土の匂いが残るこの場所で、48年間続いてきた店が次の時代に向けてやっていること。一度、体感しに来てください。
ご予約・お問い合わせはお電話でも承ります:0466-82-1702(火曜定休、毎月第3水曜日は「整え日」のため休業)
変わったこと、変わっていないこと——両方を読んでいただいた今が、来店を決めるちょうどいいタイミルです。お座敷・テラス席など希望の席がある場合も、予約時に指定できます。無料のネット予約フォームで、行きたい日時と人数を入れるだけで完了します。

